カインの印 殺しの哲学
 「人はなぜ人を殺すのか。自由だからである」この問題は、人間にとってごく日 常的なものであるにもかかわらず、これまで正面きって取り上げた哲学書はなかった。それを誰にでも分かる平易な文章で、最近の異常な事件をも視野に入れつつ解明した、現代人必読の書。

   人間の自由に根ざした殺しの衝動をこれ ほど判りやすく、これほど読みやすく、 そしてこれほど深く解き明かした書がかつてあっただろうか。

   アダムの原罪やカインの弟殺しから説き 始めて、パリ人肉食事件や神戸児童殺傷事件等に触れつつ、殺しの本質を解明する。


この殺しの多い時代に、我々はいったい何を読んだらいいのだろう?
 ヨーロッパでも、日本でも、今まで誰もこんな原罪解釈を書かなかった。それを基礎にして、この本では、人間のもつ様々な殺しの衝動と欲望の分析が成されている。そして、最後に示されるのは、人間がそれから解放される道であり、どのように生きれば良いのかという答えである。


横浜の松本さんの声
 「タイトルからして興味あり。殺しは、人間の基本的な欲望であり、哲学の大命題であると信じられるからです」
 「先日注文した書籍、本日届きました。早速読みました。学生時代パスカル『パンセ』を読みましたが、それ以上に今回の書籍はおもしろいです。わかりやすく、考えと人生が整理される気持ちです。娘とその友だちにもプレゼントしたくなり、二冊注文を追加しました」
 「これで四冊目の注文です。人に読んでもらいたくて、購入しては差し上げています」

定価 1600円+税
ISBN4-9900809-0-4 C0010 \1600E

目  次

第一章 人はなぜ人を殺すのか

1.殺しの自由
2.カインの兄弟殺し
3.禁断の果実
4.善悪の彼岸
5.原罪の意味
6.蛇の誘惑
7.楽園からの追放
8.カインの印
9.レメクの復讐

第二章 人は何のために殺すのか

1.自由の自己目的
2.三つの欲望
3.支配欲による殺し
4.殺しを後悔するとき
5.棍棒よ出てこい
6.公開処刑
7.感覚欲とエロス
8.知識欲による殺し
9.他者の死を見たい
10.知の共食
11.マスメディアの動物供犠
12.模倣欲による殺し
13.動物供犠と暴力
14.神戸児童殺傷事件

第三章 人はどのように殺すのか

1.見ないで殺す
2.犠牲の小羊と犠牲の狼
3.異常な狼が現れた
4.墓地のない街
5.動物を殺す
6.死刑を見物する
7.人間供犠の始まり
8.生贄はなんども殺される
9.殺しを隠したり見せたり
10.隠す権力と見る自由
11.人間を物体化する

第四章 なぜ殺してはならないのか

1.多数者の自由
2.社会への復讐
3.復讐の権限
4.神が殺しを命ずる
5.アベルは甦った
6.イエスは法を守らない
7.安息日の定め
8.真の自由を求めて
9.死して生きる
   あとがき


著者紹介



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